2023-10-16 / 最終更新日時 : 2023-10-16 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第26回 基礎概念の通説的見解 1 通説的な立場の確認が必要 『岩波講座言語の科学 5 文法』の「2 文法の基礎概念Ⅰ」は、益岡隆志が書いたものです。基礎概念が簡潔にきちんと書かれていて、とても優れていると思いました。読むと、内容がわかります。明確 […]
2023-10-09 / 最終更新日時 : 2023-10-03 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第25回 日本語文法の基礎概念について 1 使えない日本語の文法書 先日まで講座のテキストを作っていました。講義では、リーダーの人たちが部下の文章をチェックするときに、どうするのがよいのかという話をします。日本語の場合、文法書がほとんど役に立ちません。文法 […]
2023-10-02 / 最終更新日時 : 2023-10-03 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第24回 主題の概念 1 主題の概念と判別の齟齬 日本語で、読み書きをしようとする人にとって困るのは、読み書きの実践の場面で、主題という概念を日本語でどう使ったらいいかということです。主題の定義がはっきりしていないため、簡単には使いこなせ […]
2023-09-11 / 最終更新日時 : 2023-09-11 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第23回 主題と主語:ハとガの関係 1 使う側の視点 前回、助詞の「は・が」と「既知・未知」の関係について記しました。既知ならば「は」が接続し、未知ならば「が」が接続するとしたら、なかなか魅力的なことのようにも思います。実際に、それが当てはまりそうな事 […]
2023-09-04 / 最終更新日時 : 2023-09-01 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第22回 河野六郎の主張する単肢言語 1 大野晋の「既知・未知」の解釈 前回、河野六郎の「日本語(特質)」(『言語学大辞典セレクション 日本列島の言語』所収)に関連した事項について見ました。まだマテジウスの主張との関連を確認した程度で終わっています。問題 […]
2023-08-28 / 最終更新日時 : 2023-09-01 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第21回 マテジウスの理論と日本語 1 時間の経過と論理性 ここしばらく、展覧会の手伝いをしていました。画家にとっても、おそらく最後の大きな個展になります。一日来てもらえれば十分だという話でしたが、実際のところ、ほとんど何も準備が進んでいなくて、何日も […]
2023-08-21 / 最終更新日時 : 2023-09-01 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第20回 『主語・述語』から『主題・解説』へ 1 解説なしに完全に理解できる文章 『日本語の歴史6』(平凡社ライブラリー)で、[論理的であるとかないとかという以上の、あまりにも大きなもの](p.188)として言文一致が取り上げられていました。言文一致が成立した後 […]
2023-08-14 / 最終更新日時 : 2023-09-01 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第19回 文末とセンテンスの要素 1 誤訳が多かった学術用語 なかなか定期的に連載を書けずにいます。ありがたいことに、気楽にブログを書く習慣ができていたため、当初のように、きっちり計画を立てようとせずに、もっと気楽に書こうと思うようになりました。行っ […]
2023-08-07 / 最終更新日時 : 2023-08-07 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第18回 センテンスの確立と文末概念の採用 1 言文一致の進展とセンテンスの確立 日本語の文末の確立によって、日本語の散文ができてきました。文の終わりの形式を整えることによって、センテンスという単位が成立することになったのです。センテンスがチェーンのようにつな […]
2023-07-31 / 最終更新日時 : 2023-09-01 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第17回 文末概念の機能と条件 1 機械処理の視点・発想 前回、述語という概念が、曖昧なものであって、文法学者も正面からあまり論じていないことを指摘しました。小学生、中学生相手なら、学校文法の述語の説明でも強引に納得させてしまうことも可能かもしれま […]