2023-07-24 / 最終更新日時 : 2023-09-01 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第16回 述語という概念の凋落 1 小西甚一の「太っ腹文法」 前回の掲載から、少し時間が開いてしまいました。新しい講座の企画を立て、テキストを2つ作り、講座を2つ実施することになって、連載を書く時間が取れませんでした。文書作成やマニュアルに関連した […]
2023-07-17 / 最終更新日時 : 2023-07-20 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第15回 言文一致の効果:文末の確立と品詞 1 最優先された言文一致文体の開発 翻訳によって日本語が変容されたことは、前回お話しました。谷崎潤一郎は『文章読本』で、翻訳で使われるはずの方法を示しています。昭和9年ですから1934年出版の方ですから、その当時とし […]
2023-07-10 / 最終更新日時 : 2023-07-20 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第14回 不要になった谷崎の二段階 の方法 1 論理的思考の指標となった英語 論理的な記述が可能になる前提として、論理的な思考が必要なのは確かでしょう。しかしここで言う論理的な思考というのは、そんなに明確な概念ではありません。どういうものであったのか、どうとら […]
2023-06-26 / 最終更新日時 : 2023-06-22 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第13回 日本語散文の開発と翻訳 1 直感から文法へ 日本語で表現できる新しい用語が作られてきて、日本語の語彙は豊かになりました。書く側もそれに伴って表現の領域を広げていくことになります。こうした現象は、近代日本語の開発過程で起こったことでしたが、日本語 […]
2023-06-19 / 最終更新日時 : 2023-06-20 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第12回 新しい用語の創造 1 【語彙】×【文法】⇔【意味】 岡田英弘は『歴史とはなにか』で、日本語の散文を開発するために、[明治の初めの日本人は、英語やフランス語やドイツ語を直訳して、ヨーロッパ語で表現されることがらはなんでも、日本語でも表現 […]
2023-06-12 / 最終更新日時 : 2023-06-13 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第11回 規範が必要な理由 1 「論理性・合理性・的確性・効率性」という規範 年度末の予定が立て込んでいるのは毎年のことですが、今年は今までよりも少しタイトなスケジュールになりました。やっと連載再開です。 これまで近代日本語の散文の形成過程につ […]
2023-06-05 / 最終更新日時 : 2023-06-04 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第10回 規範文法の効用 1 「文章を論理的に構成するための基礎的ルール」 ここ数回、文法というよりも、現在使われている日本語の文章がどういうふうに発達してきたのか、という話でした。文法と関係ないようにも見えますが、しかしこれが中断前に少しふ […]
2023-05-29 / 最終更新日時 : 2023-05-25 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第9回 [共通日本語]の成熟 1 徐々に定着していった新しい文章体 早くも研修セミナーのテキストの締切が近づいてきました。コロナの影響もあったのか、締切をすこし早くしてほしいということです。すでに準備をしていましたが、準備を進めるほどに、これは大 […]
2023-05-22 / 最終更新日時 : 2023-05-22 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第8回 プラットフォームの一元化 1 宿題についての原沢の説明 前回宿題にした例文がありました。原沢伊都夫『日本人のための日本語文法入門』にあった「月はきれいだ」「月がきれいだ」の2つの例文がどう違うのかという問題です。原沢は2文の[状況を思い浮かべてい […]
2023-05-15 / 最終更新日時 : 2023-05-15 丸山有彦 3_日本語 ■現代の文章 第7回 近代西洋概念の翻訳 1 環境変化に対応した日本 [1] 事態の大転換 19世紀に入って日本の外部環境が大きく変わってきました。世界情勢に合わせて、日本は変わらざるを得ません。蘭学が盛んになったあと、今度は英語を学ぶことが主流になっていきます […]